HP mini 1000 Vivienne Tam Edition 英語キーボードモデルで
OpenSolaris を使ってみよう!
OpenSolaris の Distro を選択する
HP mini 1000 で OpenSolaris 的お気楽な暮らしをしてみよう。
現時点でドライバと日本語環境とが比較的揃っている Jaris をインストールする。
インストールメディアは USBイメージを使用する。
長南さんのUSBスティックメモリへの書き込みツールが重宝する。
パーティションを分割する
WindowsXP な環境を残しつつ、OpenSolaris とのマルチブート環境を構築してみる。
gparted を使用して
Windows に xxGB
OpenSolaris に xxGB
を割り当てる。
Jaris をインストールする
USBスティックメモリから起動する。
デスクトップからHDDへのインストーラを走らせればOK。
Grub Menu を修正する
うちの環境では正しく Grub Menu から Windows が起動しない。
grub menu.lst を vi して
$ pfexec vi /rpool/boot/grub/menu.list
Windows のパーティション位置を正しく指定(hd0,0)してあげる。
title Windows
rootnoverify (hd0,0)
chainloader +1
キーボード配列を英語レイアウトに変更する
Jaris b98cx では日本語レイアウトに設定されてしまう。
英語レイアウトにキーボード設定を変更する。
まずUSキーボードを選択して
$ kbd -s
キーボード設定ファイルを vi して
$ pfexec vi /etc/default/kbd
レイアウトを日本語から英語に変更する
# LAYOUT=Japanese
LAYOUT=US-English
NIC を活かす
WiFi-NIC は運が良ければ、nwam で自動認識し動作していることもある。
nwamd を殺したり活かしたりしていると、そのうち何となくつながるかも。
WiFi-NIC は ndis1.2のwrapperドライバを使用する。
ただしサスペンドが効かなくなる。
nwamd(1) の状況を確認する。
$ svcs svc:/network/physical
手動モードから Auto-Magic モードに切り替える。
$ pfexec svcadm disable svc:/network/physical:default
$ pfexec svcadm enable svc:/network/physical:nwam
Auto-Magic モードから手動モードに切り替える。
$ pfexec svcadm enable svc:/network/physical:default
$ pfexec svcadm disable svc:/network/physical:nwam
Wired-NIC は手作業でドライバインストールする必要がある。
Wired-NIC は村山さんのmykドライバを利用する。
IPS レポジトリに extra を追加する
extra レポジトリ
https://pkg.sun.com/opensolaris/extra
Sun Online Account にレジストして SSL な鍵と証明書を入手する。
ダウンロードした鍵と証明書を適切なディレクトリに納める。
今回は cred とする。
$ pfexec mkdir /var/pkg/cred
$ pfexec mv OpenSolaris_extras.key.pem /var/pkg/cred
$ pfexec mv OpenSolaris_extras.certificate.pem /var/pkg/cred
extra レポジトリを追加する。
$ pfexec pkg set-authority \
-k /var/pkg/cred/OpenSolaris_extras.key.pem \
-c /var/pkg/cred/OpenSolaris_extras.certificate.pem \
-O https://pkg.sun.com/opensolaris/extra/ extra
詳細手順はこちらを参照。
現時点での課題
オーディオデバイスは認識されてはいるが、スピーカからは音は出ない。
Bluetooth も動かない。