2017-08-21

「FIVE LETTERS」

君を思わない夜はない
君の声をくれないか

たったひとこと
* * * * * 

2017-08-12

「風、ふわり、リズム」

僕はふわり舞い上がる
この空高いところ

君はふわり風見上げる
この空高いところ

君と僕と繋ぐ空
同じリズム息をしてる

2017-08-01

「初恋」

手をつないで歩く

どきどきしている僕は

彼女に悟られないよう

すまして歩く


手をつないで歩く

脳内妄想な僕は

手汗禁止令

バレたけど放さない


手をつなぐと

言葉に出来ない思いも

何だか伝わる気がして

もっと歩きたいと思う


風がなにげなく

彼女の髪をなでる


彼女は僕の手を

握ったまま


僕は胸の中で

ぎゅっと握りかえした



2017-06-28

「飛べ 」

どこか負けることを恐れていた

飛び込むこともせず恐れてた


高い壁超えることもせず

負けの印も欲しがらず


飛べ 顏を上げなよ

その足まだ

歩きたいってさ


どこか負けることを恐れていた

飛び込むこともせず恐れてた


振り返ると見えるかい

それは未来 本当かい


問いかけることもせず

本当を知りもせず


飛べ 顏を上げなよ

向こうの風

笑ってるってさ


どこか負けることを恐れていた

飛び込むこともせず恐れてた


耳を澄まし聴こえたかい

それは未来 本当かい


夢のように身動き取れず

伸ばした手 心届かず


飛べ 顏を上げなよ

君が来るの

待ってるってさ


どこか負けることを恐れていた

飛び込むこともせず恐れてた


2017-06-22

「シンカーンセーン」

歩くのが好きな僕だけど、先日は雨降りだったので電車を利用。車内奥に進んだところで、イマドキなママに連れられた小さな男の子がちょこんと座席から窓の外を眺めてる。ふと気配を感じたのか、僕と目があった瞬間、何かしらお互いにびびっと来るものがあって意気投合。


ママが気を使ってくれて、運良く隣の席に座れたのだけど、途端に彼はお気に入りの新幹線を取り出し、僕の腕を線路に見立ててガタンゴトンと。その様子があまりにも可愛くてさ。


「この新幹線の中にもコビトいるんだぜ、知ってる?窓から君のこと見てるんだよ。」


彼は更にグイングインと僕の腕を暴走。どうやらこの線路、気に入ってもらったようだ。

男の子は夢や想像の世界では何しろ親分だからね。僕も小さな頃こんなだったのかな。


彼と一緒に「シンカーンセーンーー!!!」と盛り上がっていたら、あっという間に目的駅に到着。

心洗われたひとときをありがとう、坊や!


コビトたちはきっと乗り物酔いしたことだろう。


2017-06-19

「僕はラブソングを歌うよ」

東京に出る前、色んな先輩から東京に出るべきか否かのアドバイスをもらいました。
その折、ある曲を聴いていただいた先輩の言葉が、僕の胸に突き刺さりました。そのトゲはずっと刺さったままで、僕はどうにも理解出来ず、当時実は反発さえしていたのです。

結局僕は東京での音楽生活を選んだわけなのですが、月日は流れ、僕がその先輩と同年代になった今、やっと理解出来ました。
僕の思いも、先輩の思いも、実は普遍に存在し得るテーマだったんだと。

反社会
恋愛

「年を取ると素直に恋愛を歌えなくなる。
社会派を悪いとは言わないが、つまりはそういうことだ。」

枯れていく心を
青く保ち続け
反社会も恋愛も
そのどちらも歌い続けることが
どれほど難しいことか

僕に教えてくれたのです。

その先輩は今も青臭く
ラブソングを歌い続けています。

ファンの皆さんが今も会場に足を運んでくださる。
何より、それが証しです。

天神の先輩へ、
ありがとうございます。

邑本真司

2017-06-12

「友よ」

君はその星を思っている
顔を見上げるわけでもなく

その星は君のそばにいる
声をかけるでもなく

君が空を見上げれば
明るい光を放つ星がいる

2017-06-10

「TIME」

ボロボロに傷ついたギターなのさ

粉々に壊すことも他易いだろう

優しく奏でることだって出来るだろう

今の自分をありのままに愛してみよう

-- " Time " written by Shinji MURAMOTO. 


2017-06-06

「爽やかな風に誘われて」

爽やかな風に誘われて、公園で歌ってみました。
珍しいと思ったのか、何なのか分かりませんが、小さな子どもがじっと僕の顔を見つめて歌を聴いてくれました。
そばについていたお父さんが、実は足でリズムを取っていたのが、うれしかったなぁ。
次回ライブは7/7七夕 BOOKSHELF CAFE(人形町)です。

イベント名MS meets BOOKSHELF CAFE vol.5

日時:20170707日(金)19開演

会場:BOOKSHELF CAFE(人形町)

住所:東京都中央区日本橋浜町2-35-4 日本橋浜町パークビル1F

電話番号:03-5614-0241

料金:前売1,500円、当日2,000円

出演:邑本真司、さとりん、佐藤悠貴(sugar)

アート:BON-Tomoe(絵画)

■URLhttps://www.facebook.com/RIVERmeetsBOOKSHELFCAFE/

ご予約:BSCmeets@WithTheRiver.com



2017-04-11

「桜匂」

桜花の香り

誘われし散策路


花冷えの指先

白く細いあなた

あの日僕は

暖めることもせず


あなたは黙って

寄り添って

僕は見上げて

夢を連れていた


桜花の香り

誘われし散策路


2017-02-22

「歌」

「歌」

歌を聞いていて感じたこと。
繰り返し聴いていて響かない。どうしてだろう。
思うことがあり、じっくり聴き直して。
そういうことか。なるほど。

その歌の中では主人公は思うことを伝えること出来ず、演じさせられていたのですね。

僕は、
僕の感じるように生きていきたいと感じました。

2017-01-20

「邂逅、北の友よ」

古い友人とfbでの邂逅に恵まれた。

もう再会叶わぬと思っていたところ、このご縁。札幌、狸小路でのライブ以来だから、もう30年に近い。互いに年は取ったが、彼の魂は相も変わらず清廉なままで、僕は気恥ずかしく感じてしまった。

再会直後にこの曲を彼が僕に紹介してくれたのは、きっとあの狸小路での僕のライブに来てくれてた、もう1人の友人のことを忘れるなよ、というメッセージだと直感した。

僕は忘れたことなんかない。
どのタイミングかは分からないけど、僕もいつかは空になる。
その友人を思って、僕は上を向いて今も歌っているんだ。

2017-01-19

「緑色の川」

赤い屋根

青い空

寝転がって眺めてる

緑色の川


とうさん

かあさん

もう僕は家を出るよ

緑色の川


この景色

あの瞬間

僕らの思い出になる

緑色の川


旅は長い

手に届く

寝転がって思い出す

緑色の川