2012-05-22

「再開」

それは突然に改札口の前で。

…。

実はずっと彼を思っていたんだ。
恋に似ているかもしれない。
二十年前突然姿を消してから、連絡も消息も何も分からなかったんだ。
うれしくて、本当ならあのまま朝まで飲みたいところだった。

短い時間だったが、お互いの近況を語った。

今はお互いに別々の道を歩んでいるが、彼の作品が世界的にヒットするのも、そう遠くはないだろう。

次の再会を約束して僕らは別れた。
そして「再開」に繋げよう。

旧交を温めるのは、とてもエキサイティングだ。